韓国ビールで人気な銘柄を調査!芸能人の広告モデルも豪華すぎる話題のビール特集
【韓国ビール】韓国ビールの人気な銘柄や味が気になる!
日本でも簡単に手に入るようになった韓国ビール。
日本のビールよりも飲みやすいなどという理由で、お好きな方も多いのではないでしょうか。
また、韓国の飲食店では、芸能人のビールのポスターを見かけることも多く、コンユ、ソン・ソックなど人気芸能人が広告モデルを務めています。
最新ビールではK-POPアイドルaespaのカリナがモデルに抜擢され、話題にもなりました。
そこで、今回は在韓の筆者が、2024年最新版の韓国ビールの人気な銘柄や味の特徴、値段など、気になる韓国ビールについて調査してみました!
韓国旅行へ行かれる方や、飲んでみたいけど韓国ビールはよくわからないという方は必見です!
韓国でのお酒の年齢や日本への持ち込みについても解説していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
【韓国ビール】韓国ビールと日本のビールの違い
よく韓国のビールは苦みが少なく口当たりがよく、飲みやすいといわれていますが、日本のビールとの違いはあるのでしょうか?
日本も韓国もビールの原料は同じで、麦芽とホップが主な原料となっています。
ところが、ビールに対する麦芽の含有量の定義が日本と韓国では異なり、味に違いを感じることがあるようです。
日本では酒税法で、麦芽使用率が50%以上のものを「ビール」、50%未満のものは「発泡酒」に分類。
一方で、韓国の酒税法では、麦芽使用率が10%以上のものを「ビール」、それ以下を「発泡酒」と分類しています。
しかし、韓国で売られているビールのすべてが、麦芽含有率が低いわけではなく、市場に出回っている大手ビール会社のほとんどは、麦芽含有率は70%を超えています。
韓国でも発泡酒に関しては麦芽含有率が低いため、飲みやすく安価なのは日本と同じ。
あくまでもビールの定義が日本と韓国では異なるということです。
そのため、韓国ビールの種類によっては「飲みやすい=味が薄くてもの足りない」などといった、様々な意見があるようですね。
ちなみにアルコール度数は、韓国のビールは2~8%と言われており、日本と変わりはありません。
【韓国ビール】韓国で人気の代表的なビール8選!
ではここからは、韓国でよく飲まれている人気韓国ビールをご紹介していきます!
芸能人の広告モデルまで調査しましたので、ぜひ参考にしてみて下さい!
ビール名:hite EXTRA COLD(ハイト エクストラ コールド)/メーカー名:ハイト眞露
韓国のビール市場でも大手のブランド「ハイト眞露」。その代表的なビールがこのhite(ハイト)シリーズです!
会社名をそのままビールの名前に生かし、よく韓国の飲食店でもよく見かけるビールなのではないでしょうか。
元々は「ハイト」というビール名でしたが、2016年4月に「ハイト エクストラ コールド」にリニューアル。
100%岩盤水で非熱処理で作られているビールで、すっきりとした味わいとのどこしが特徴な人気ビールです。
アルコール度数は4.5%となっています。
ビール名:TERA(テラ)/メーカー名:ハイト眞露
ハイト眞露より2019年3月に発売されたビールTERA(テラ)。
「純粋なラガービール」というスローガンを掲げ、オーストラリア産の麦芽を使用し、発酵過程で作られた炭酸をそのまま使用。
そのため、リアルな強めの炭酸が売りのビールで、アルコール度数は4.6%とライトな仕上がり。
ビール感がそこまで強くなく、お酒が苦手な方にピッタリの人気なビールです。
広告モデルは、俳優のコンユが務めており、飲食店ではコンユのポスターを見かけることも多いと思います。
このTERA(テラ)が今韓国のビール市場で超人気!!発売当初からかなりの人気を誇っているビールです。
ビール名:Kelly(ケリー)/メーカー名:ハイト眞露
ハイト眞露より2023年4月4日に発売されたビールKelly(ケリー)。
100%デンマーク産プレミアム麦芽のみを使用し、計2回の熟成過程を経るダブル熟成工法を使用して製造されたラガービールとなっています。
アルコール度数は4.5%で、のどごしは柔らかくも清涼感があり、TERAよりも味は濃いめなのが特徴。
ビール好きの方にはおすすめです!
広告モデルには今注目の俳優ソン・ソックが起用されており、こちらも話題となりました!
ビール名:CASS(カス)/メーカー名:OBビール
韓国のビール市場でも大手のブランド「OBビール」。
その中でも、韓国で一番売れているといわれている代表的なビールがCASS(カス)。こちらも飲食店では定番のビールです。
cass(カス)は1994年に初めて発売され、hite(ハイト)同様に100%非熱処理で作られている歴史あるビール。
現在は様々なフレーバーが発売されており、顧客の満足度も高く、国民ビールと呼ばれているほどです。
●Cass Fresh Cold Brewed:CASS(カス)の中でも代表的なビール。ピリッとした爽快なのどごしが特徴。アルコール度数は4.5%。
●Cass Light:ビールに含まれる炭水化物を通常より半分減らしたもの。満腹感が少なく、柔らかな味が特徴。アルコール度数は4%
●Cass White:2022年3月に発売した小麦を多く使ったホワイトビール。フルーティな味わいで飲みやすいのが特徴。アルコール度数は4.5%
●Cass 0.0:通常のビール製造過程を経てアルコールのみ抽出し、ビールの味わいを生かしたノンアルコールビール。アルコール度数は0.05%未満。
ビール名:OBラガー/メーカー名:OBビール
OBビールより1995年に熟成ビールとして誕生したOBラガー。
一時は廃盤となったビールですが、期間限定で2019年10月に再販したところ、顧客の反応が良かったため正式に販売となったビールです。
ドイツ産の麦芽100%を使用しており、麦芽本来の香ばしい風味を楽しめます。
また、レトロな雰囲気で野球帽をかぶったクマのマスコットも人気で、オンラインショップではグッズを販売しているほど!!
再度人気に火が付いた理由もわかる気がします!
ビール名:HANMAC(ハンメック)/メーカー名:OBビール
OBビールより2021年2月に発売されたHANMAC(ハンメック)。
「韓国を代表するラガービール プロジェクト」というスローガンを掲げ、俳優のイ・ビョンホンがモデルに起用されたことでも話題となりました。
HANMAC(ハンメック)は、韓国産の米を原料に使用し、柔らかなのどごし、持続する柔らかな泡を楽しめるのが特徴。アルコール度数は4.6%です。
爽快感よりも柔らかなのどごしがお好きな方にはいいですね!
現在の広告モデルは元missAのぺ・スジが務めており、男性だけでなく、女性からの人気も集めています。
ビール名:Kloud(クラウド)/メーカー名:ロッテチルソン飲料
ロッテグループの大手総合飲料ブランドの「ロッテチルソン飲料」から、2014年に初めて発売したビールKloud(クラウド)。
麦芽とホップの割合を高め、水を混ぜない独自のグラビティ工法を使用し、濃厚な味わいと香りを楽しめるのが特徴です。
そのため、Kloud(クラウド)はプレミアムビールとして売り出しており、値段は他のビールよりも少し高め。
しかし、日本のビールにも味が一番近く、深みのあるビールとなっています。
また、Kloud(クラウド)といえば、歴代の広告モデルが豪華!
発売当初は女優のチョン・ジヒョンが広告に登場し、ビールのプレミアム感を引き立たせました。
その後は、元AOAのソルヒョン、女優キム・ヘス、キム・テリなど、上品でどこかワンランク上のビールという感じがしますよね。
他にも、2020年6月に発売されたKloud(クラウド)の新シリーズのビール「Kloud生DRAFT(クラウド セン ドラフト)」では、BTS、俳優のパク・ソジュンをモデルに起用。
BTSの写真がついたグラスをグッズとした企画商品などを販売し、韓国だけでなく、海外からの関心もたくさん集めました。
そのあたりは、ロッテのマーケティング戦略がすごいと思わされますね!
※「Kloud生DRAFT」は2024年3月現在は廃盤となっており、在庫があるお店では購入可能です。
ビール名:CRUSH(クラッシュ)/メーカー名:ロッテチルソン飲料
ロッテチルソン飲料から2023年11月に新発売されたCRUSH(クラッシュ)。
K-POPアイドルaespaのカリナが広告モデルに起用されたことでも話題となりました。
商品名のCRUSH(クラッシュ)には「古い慣習を壊し、新しさで魅了する」という意味が込められているそう。
CRUSH(クラッシュ)は麦芽100%を使用したラガービールで、他のビールとは違った強い清涼感を味わえるのが特徴。アルコール度数は4.5%です。
特に若者をターゲットとしており、最近では飲食店でも多く見かけるビールとなりました。
パッケージには氷山をモチーフにしたデザインを適用したり、視覚的にも爽快感を感じさせられます。
価格も安価で人気な韓国の発泡酒
日本でもビールより安価で、ビールの風味を楽しめると人気な発泡酒。
韓国でも2017年に初めて発売され、人気を博しています。
発泡酒なので、韓国では麦芽含有量は10%未満と定義されていますが、リーズナブルにビール風味を楽しみたい方にはおすすめです。
スーパーだけでなく、コンビニでも1本から手軽に買えるのもいいですよね!
韓国でも人気な発泡酒をご紹介します!!
Filite(フィルライト)/メーカー名:ハイト眞露
ハイト眞露より2017年4月に発売された、韓国初の発泡酒Filite(フィルライト)。
Filite(フィルライト)はアルコール度数は4.5%で、缶に描かれた象のマスコットが可愛く、つい目を惹かれてしまいます。
さらには、発泡酒だけあって、価格も安価なのが人気!!ビールの半額ほどで購入ができます。
そんなFilite(フィルライト)は、様々なフレーバーや健康志向を取り入れたものを発売しており、若い世代を中心に人気を集めています。
●オリジナル(緑色の缶):100%アロマホップを使用し、香り豊かなのが特徴。
●フレッシュ(青色の缶):オリジナルとは異なり、一番ビールに近い風味が楽しめるのが特徴。
●ヴァイツェン(オレンジ色の缶):ヴァイツェンビール(麦ビール)に似た味でフルーティな味わいが特徴。
●プリン体カット(ゴールドの缶):健康志向を取り入れ、プリン体を90%減らしたのが特徴。
●ローカロリー(水色の缶):カロリー50%減が特徴。
【韓国ビール】韓国で人気のビールを購入してみよう
韓国には缶ビール、瓶ビール、日本では見かけないペットボトルのビールが売られています。
これらのビールは、大型マートや小型スーパー、コンビ二などで手軽に購入することが可能です。
しかし、韓国でお酒に関するルールはご存じでしょうか。
ここでは、韓国の飲酒、購入時の年齢についてや、日本への持ち帰りの注意事項についてご紹介します。
飲酒、購入の年齢には注意!
韓国では日本同様に、飲酒、お酒の購入に対して、年齢制限が設けられています。
日本では満20歳未満は飲酒禁止ですが、韓国では満19歳未満は飲酒禁止と定められています。
同様に、お酒の購入も韓国では満19歳未満は禁止です。
ただし、韓国では満19歳になる1月1日より飲酒、購入が可能になるため、その点が日本とは異なります。
つまり、誕生日を迎えていなくても、満19歳になる年であれば飲酒、購入が可能であるということです。
しかし、注意しなければならないポイントは、1月1日で満19歳になる年でも、高校生の場合は飲酒、購入はできません。
韓国は飲酒、お酒の購入に関しての年齢確認は厳しく、万一満19歳未満(高校生を含む)にお酒の提供をしてしまうと、罰せられる法律があります。
飲酒、購入した本人だけでなく、提供したお店側にも罰則があるため、提供する側も細心の注意を払っているところがほとんど。
余談ではありますが、韓国ドラマ『梨泰院クラス』で未成年にお酒を提供し、1ヵ月の営業停止を受けるというシーンがありました。
まさに、お店にとっては大打撃!!数回繰り返してしまうと、営業許可を取り消されるほどだそうですよ。
韓国では年齢確認に住民登録証(IDカード)を提示しますが、旅行者の外国人の場合はパスポートが一番有効でしょう。
マイナンバーカードや運転免許証は日本語のみで、英語記載がないため断られる可能性もあります。
お酒を飲む席や購入の際には、念のためパスポートの準備をしておくといいかもしれませんね。
日本への持ち帰りは可能!
旅行中に購入したビールをお土産に持って帰りたい!という方も多いと思います。
基本的に韓国ビールは、飛行機での日本へ持ち帰りは可能です。
スーツケースに入れて、預け荷物で持ち帰るには問題ありません。
ただし、免税の範囲は3本(1本760mlのもの)までとなっていますので、3本以上持ち帰る際は税関の申告、課税が必要となります。(2024年3月現在)
※詳しくは、関税局のHPをご参照ください。
一方、韓国ビールは飛行機内への持ち込みは容量的に不可なため、手荷物では絶対に持ち込まないように気を付けましょう。
まとめ【韓国ビール】韓国ビールの人気な銘柄を調査!
今回は、いま人気の韓国ビールについてご紹介しました!
韓国では、上記で紹介した大手ビール会社がビール市場のほとんどを占め、芸能人をモデルに起用したりと、どこも接戦を繰り広げています。
その中でも素材や製法、味にこだわりぬいたビールを各会社が販売しており、値段は各1,900ウォン(約210円)ほどで売られています。
※値段は店舗により異なる場合あり。
お酒が苦手な方はノンアルコールビールや、ビール風味を楽しみたい方には発泡酒もあるため、色々買って飲み比べてみても面白いと思います!!
また、これ以外にもコンビニなどではクラフトビールや、地方ではご当地ビールが売っていたりと、韓国では多種多様なビールを楽しむことができます。
日本では店舗やネットでも手に入るため、気になる方はぜひ参考にお試しください!