『魅惑の人』(韓国ドラマ)のあらすじや時代背景、見どころをくわしく解説!【Netflix / チョ・ジョンソク主演】
『魅惑の人』(韓国ドラマ)のあらすじや時代背景、見どころをくわしく解説!【Netflix / チョ・ジョンソク主演】
2024年1月からNetflix日韓同日で放送中の韓国ドラマ『魅惑の人』。
チョ・ジョンソクとシン・セギョン主演で送る、ヒストリー・ラブロマンスです。
他にも豪華キャストが続々出演し、歴史超大作といえる物語は必見です。
今回は韓国ドラマ『魅惑の人』のあらすじや見どころ、キャストをくわしく解説していきましょう!
物語の時代背景や、モデルとなった人物や王朝についても触れていますのでご期待くださいね♪
韓国ドラマ『魅惑の人』ってどんなドラマ!?
基本情報
韓国ドラマ『魅惑の人』は、2024年1月21日から韓国tvN局を始め、Netflixで世界配信の史劇テーマ作品です。
政治的権力 VS 王の権力をめぐる争いの真っ只中に直面する王、イ・イン。
そして復讐のため密かに王に近づくも、逆に魅了されてしまう女ヒス。
そんな運命のさなかにいる主人公たちの愛と、宮廷の激しい争いを描いた歴史が揺れるヒストリー・ラブロマンスです。
ドラマ『模範刑事』、『君を愛するその日まで~アンタッチャブル~』、『追跡者〔チェイサー〕』など多くの作品を手がけた名PDチョ・ナムグク。
さらに脚本は『王になった男』のキム・ソンドクが手がけました。
原題 / 邦題 | 세작, 매혹된 자들 / 魅惑の人 |
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放送期間 | 2024年1月21日~3月10日 |
韓国放送局 | tvN |
日本・世界配信 | Netflix |
演出・監督 | チョ・ナムグク |
脚本 | キム・ソンドク |
『魅惑の人』の時代背景は!?
本作の主人公イ・インは、実在の人物「朝鮮第17代国王 考宗」、「第16代朝鮮国王 仁祖の長男 昭顕世子」、「第15代国王 光海君」を混ぜてモデルにしたそう!
それぞれ、韓国歴史上で有名な人物で、これまで多くの名作ドラマにも幾となく登場したりモデルとなったりした著名人たちでもあります。
17代国王 考宗はドラマ『華政』などでもお馴染みの“治世の王”、昭顕世子(仁祖)はドラマ『花たちの戦い~宮廷残酷史~』などに登場する王位継承者でありながら謎の死をとげた“悲劇の世子”。
そして15代国王 光海君はドラマ『王になった男』でも描かれた“暴君の王” です。
そんな韓国でも大人気の歴史人物たちを織り交ぜた本作のイ・イン。
時代背景もその頃の朝鮮王宮時代とあって、権力と王政が激しく争う波乱の時代が架空モデルとなっています。
この時代を「李氏朝鮮」といい(現在は「朝鮮王朝」で統一されることも)、朝鮮半島に1393〜1897年ごろまで続いた王朝時代です。
初代王の、太祖が高麗(ドラマ『善徳女王』などの時代)を倒して建国し、首都が漢城(今のソウル)である非常に長く続いた時代。
日本では平安時代、鎌倉時代、戦国時代〜明治時代ですね。
その後、日露戦争などで1910年には日本に統合され(ドラマ『剣の詩』『京城クリーチャー』の時代)王朝は消滅しました。
あらすじ
朝鮮王ソン(チェ・デフン)の異母弟イ・イン(チョ・ジョンソク)は、兄に忠誠を誓い臣下として権力からは遠ざかって暮らしていました。
ある日兄が病に倒れ、代わりに王になったイン。
しかし王宮内は王権と政治勢力の権力闘争が始まっていました。
いっぽう、インが信頼する領議政カン・ハンスン(ソン・ヒョンジュ)の娘で囲碁天才、カン・ヒス(シン・セギョン)。
ヒスはある復讐のために、賭碁師モンウとして男装しインに接近します。
これまで囲碁で負けたことのないヒスは、唯一インには負けてしまい、そこから囲碁を通して徐々に友人になっていくふたり。
復讐から始まった出会いは、次第に恋へと変化していき……。
韓国ドラマ『魅惑の人』のキャスト / 登場人物は!?
イ・イン [演:チョ・ジョンソク]
王の異母弟で囲碁の天才、チナン大君=イ・イン(李仁)。
朝鮮王朝の王権と政治権力の争いに直面し、あらゆる濡れ衣を着せられる孤独な王です。
そんななか、正体不明の囲碁の名人と出会い、人生が変わっていきますが……。
主人公イ・インを演じるのは、人気ベテラン俳優チョ・ジョンソクです。
カン・ヒス / カン・モンウ [演:シン・セギョン]
カン・ハンスンの娘で、賭け囲碁棋士のカン・ヒス。
復讐のために間者(スパイ)として王に近づくも、初めて囲碁に負けて……。
ヒロインのヒスを演じるのは、人気女優シン・セギョンです。
キム・ミョンハ [演:イ・シニョン]
兵曹判書ジョンベの息子で文武を兼ね備えた、士大夫のキム・ミョンハ。
カン・ヒスに思いを寄せる、ミョンハを演じるのは、『愛の不時着』で注目を集めた若手俳優キム・シニョンです。
イ・ソン [演:チェ・デフン]
イ・インの異母兄で朝鮮王のイ・ソン。
幼い頃から頼りにし可愛がっていたインを徐々に憎むようになり……。
朝鮮王イ・ソンを演じるのは、個性派俳優チェ・デフンです。
韓国ドラマ『魅惑の人』の見どころは!?
男装しながらインに近づくヒスに、女性だと気づかない鈍感なイン。
インは王の資質がありながらも、権力を避けて自由に生きる男性です。
演じるチョ・ジョンソクは、そんなインの陰と陽を重厚感と軽やかさを使い分けて見事に演じ分けています。
いっぽう男装姿も美しいシン・セギョン演じるヒス=モンウは、活発でたくましい意志ある女性を熱演。
そんな2人がひょんなことから出会い、惹かれていく様は大きなロマンスと運命の始まりを予感させます!
主人公2人の正統派“時代劇ロマンス”から目が離せません♪
またもうひとつの見どころは、なんといっても荘厳で華やかな朝鮮王朝といえるでしょう。
当時の衣装や建物(ロケ地)、文化が色鮮やかに描かれているので韓国時代劇好きにはたまらない演出がたくさん!
ぜひ細やかな部分にも注目してみてくださいね。
《まとめ》『魅惑の人』(韓国ドラマ)のあらすじや時代背景、見どころをくわしく解説!【Netflix / チョ・ジョンソク主演】
今回は韓国ドラマ『魅惑の人』のあらすじや見どころ、キャストをくわしく解説していきました!
運命が手繰り寄せた主人公男女の止められないロマンスを描いた、ヒストリーロマンス。
物語の時代背景や、モデルとなった人物や王朝についても解説しました。
Netflixで視聴可能なので、ぜひじっくりごらんくださいね。