韓国ドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』の心響くOST大特集!
韓国ドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』の心響くOST大特集!
個性的な母親たち5人を中心に繰り広げられる、ヒューマンサスペンスドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』。
主演はイ・ヨウォン、チュ・ジャヒョン、キム・ギュリ、チャン・へジンなど、豪華な女優陣の共演でも話題となりました。
今回はそんな韓国ドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』のOST(オリジナル・サウンド・トラック)を大特集していきます!
韓国の名だたるアーティストが参加し、物語を彩るOSTに注目です♪
Part.1「Hapiness」ナギョム
韓国ドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』1曲目のOSTには、韓国の実力派シンガー、ナギョム(NAAKYEUM)が参加しました。
「Happiness」は、ポップなベースメロディとエレクトロニックサウンドが組み合わさった楽しい曲です。
ヴィンテージ感があるのも特徴で、前向きな歌詞が主人公の女性5人にぴったりといえますね♪
また、「想像した通りに全てを叶えることができる」、
「幸せは手を伸ばせば、頭の上の少し先にある」などの歌詞が印象的です。
この曲は「グリーン・マザース・クラブ」の予告編ですでに流れており、いわばドラマの顔となった楽曲。
そして第一話で、主人公たちの登場とともに流れて、強いインパクトを与えました!
歌っているナギョムは、ボーカルトレーナーとしても活動しており、K-POPグループKARAやRAINBOW、AprilなどDSPメディア所属ガールズグループのボーカルの指導を担当してきた凄い人なんです。
独特で魅力的な歌声が心地よくパワフルな曲に仕上がっています。
ナギョムは他にも韓国ドラマ『鳴かない鳥』、『私の娘はスーパーウーマン』、『我が家のハニーポット』などのOSTにも参加しています。
Part.2「Moonlight Mother」チャン・ピルスン
韓国ドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』のPart.2「Moonlight Mother」を歌うのは、“韓国フォーク界の女帝”チャン・ピルスンです。
母親たちの心情をリアルに表現し、「月夜」をイメージした楽曲。
母親の内面深くに隠れている、悲しみと哀愁を夢幻的なメロディで表現しています。
作詞には、チャンピルスンの楽曲「私の寂しさが君を歌う時」や、SHINeeオンユの「DICE」などのヒット曲を手掛けたチョ・ドンヒが参加しました。
「手を差し伸べてくれる誰かを探すけれど、私の心さえ閉ざしてしまった」、「冷たい月あかりに揺れる寂しい影」
などのように、感性豊かな歌詞が物語の感動をさらに濃く表現されている楽曲です。
チャンピルスンは、1982年から大学音楽サークルで音楽活動を始め1983年にデビューして以来、安定したボーカルと卓越した実力を披露して人気を得たシンガーソングライター。
人気歌手で女優の IUが憧れの歌手としても有名で、M-netレジェンドアーティストの1人にも選出されています。
Part.3「What If」チョンイン
「What If」は、韓国のR&B・ソウル歌手チョンインが歌っています。
ポップロックジャンルの曲で、チョンインのパワフルな歌声が加わり、強烈なギターサウンドが印象的です。
「この夜が終わって行けばどの辺なのか私は分かるだろうか」、
「明日が来たら良くなるかな」
などの叙情的な歌詞がチョンインだけの独創的な感性と、心に響く感動的な曲が完成しました。
チョンインは2002年にデビューして以来、2021年にヒット曲の「梅雨」を10年ぶりにリメイクして再びブレイクしたシンガー。
韓国ドラマ『ザ・ロード:1の悲劇』、『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』、『ゾンビ探偵』、『夜食男女』、『自白』などのOSTに参加しています。
Part.4「IVORY」JEMMA
韓国の女性シンガーソングライター、JEMMAが歌う「IVORY」。
オルタナティブ、R&B、エレクトロニックなどが融合した洗練された楽曲です。
「そこではすべてが鮮明になるのかな」、
「間違っているのかな、止まらない私を振り返って」
など、JEMMA自身が作詞した歌詞が印象的に心に響きます。
劇中「黒と白」ではなく主人公たちの関係性や葛藤を「IVORY」という中間色で表現した曲です。
JEMMAの穏やかながらも優しく強い歌声で、さらに感動を盛り上げています。
M-net音楽バラエティーショー「ボイスコリア2020」に出演して認知度を上げたJEMMAは、独特のソウルあふれるボイスを通じてセミファイナルまで進出した実力派歌手です。
JEMMAは韓国ドラマ『メランコリア』、『ハピネス』、『LUCA:The Beginning』、『昼と夜』などのOSTにも参加しています。
Part.5「あなたのための歌」SAya
韓国の3人組ハイブリッドボーカルグループ、SWAYのメンバーであるSAyaが歌う「あなたのための歌」。
「深いため息と君の深い傷、むしろもっと大声で叫んで」、
「もうこれ以上私は恨まない、あなたの夢をもう一度言ってみて」
という歌詞のように、心の傷を乗り越えて夢をあきらめない人々を応援して慰める応援ソングです。
さらに、ここにSAyaの美しく澄んだ歌声と独特の表現力が、劇中の登場人物たちの心の葛藤がスルスルとほぐれていくシーンにぴったり当てはまるように演出されていました。
また「あなたのための歌」は、オリジナル版だけでなくピアノ版のアコースティックバージョンも登場します。
ピアノバージョンの「あなたのための歌」は、穏やかなピアノ演奏にささやくようなSAyaの歌声が優しく響くバラードになっています。
2つのバージョンの「あなたのための歌」で、より物語は彩られ感動的になっているといえるでしょう♪
SAyaはSWAYの紅一点シンガーソングライターで、その実力は数々のOSTオファーでも知られています。
他にも韓国ドラマ『私の解放日誌』、『ボーイフレンド』、『女神降臨』、『MINE』、『恋愛体質〜30歳になれば⼤丈夫』などたくさんのOSTに参加という実力はシンガーです。
番外編
劇中で、印象的に流れるクラシック音楽は、イタリアの著名な作曲家ヴィバルディの「『四季 冬』ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第4番ヘ短調 RV 297」というバイオリン協奏曲です。
まさに激動、情熱、悲しさ、葛藤などが全て詰まったような「サスペンス」にふさわしい壮大な曲!
劇中、ストーリーが加速していく中で度々流れていたので、耳に残った方も多いのではないでしょうか。
《まとめ》韓国ドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』の心響くOST大特集!
今回は韓国ドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』の心響くOSTを大特集していきました。
全5曲と曲目は少ないものの、それぞれの楽曲が深く感動的なものばかりです。
韓国の実力派シンガーナギョムやフォークの女帝チャン・ピルスンなど、数々のアーティストが集結しました。
また劇中に流れるクラシックやBGM曲も、物語を感動に導く大きな役目となっています。
2022年上半期の大ヒット作となった今作、ぜひOSTも合わせて聴いてみてくださいね。