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【韓国中華】ジャージャー麺はなぜ黒い⁉︎今さら聞けない韓国中華超入門

MODULY 編集部

【韓国中華】ジャージャー麺はなぜ黒い⁉︎今さら聞けない韓国中華超入門!

最近「韓国中華」という言葉をよく耳にしませんか?

「韓国中華」とは、韓国式の中華料理を指します。

『パラサイト』など映画やドラマでも度々登場する韓国中華。
一度食べてみたいと思っている人も多いかもしれません。

ここ数ヶ月で韓国中華のチェーン店の日本進出も増えています。

今回の記事では、今日本でも話題の韓国中華とは何か、その代表的な料理は何か、日本に進出している韓国のチェーン店など、韓国中華特集でご紹介します!

「韓国中華」とは?

「韓国中華」とは、中国から伝わった中華料理が韓国人の味覚や韓国文化に合わせて変化した料理のことです。

主に、韓国に隣接する中国北部エリアの影響を強く受けています。

韓国に中華料理が初めて伝わったのは、19世紀後半。
当時鎖国状態だった韓国が海外との交流を開始し、中華料理店ができ始めました。

しかし当時の中華料理店は、主に富裕層に本格的な料理を提供する場所がほとんど。
高級料理店の位置づけでした。

現在のように大衆に親しまれるようになった中華料理のほとんどは、韓国の仁川広域都市にあるチャイナタウンで生まれた言われています。

仁川チャイナタウンは、韓国でも数少ないチャイナタウンの一つ。中華料理店をはじめ中国伝統衣装店やお菓子店などが約300メートルも軒を連ね、現在は人気観光地の一つにもなっています。

後ほど詳しくご紹介するジャージャー麺はこの場所が発祥と言われており、メイン通りは通称「チャジャンミョン通り(=ジャージャー麺通り)」と呼ばれています。

韓国中華の代表的メニュー4つ!

1 짜장면 チャジャンミョン

引用元:SEOUL navi
https://www.seoulnavi.com/special/5037671

ここからは、韓国中華の定番メニューを4種類ご紹介します。

まずは、韓国で大定番のメニュー「짜장면 チャジャンミョン」です。

チャジャンミョンとは、日本語で「ジャージャー麺」と呼ばれる韓国中華。

中国北部の「炒醤(チャオジャン)」と呼ばれる肉味噌を使ったジャージャー麺。
現在の仁川チャイナタウンで働いていた中国出身の人々が食べていたのが、徐々に韓国で広がっていきました。

韓国のチャジャンミョンといえば、中華麺の上に真っ黒のソースがかかっているのが1番の特徴。

その黒いソースの正体は、「春醤(チュンジャン)」と呼ばれる黒味噌です。
中国のジャージャー麺の材料やソースが韓国社会で少しずつ変わっていき、現在の韓国のチャジャンミョンとなりました。

チャジャンミョンはお箸を一本ずつ両手で持ち、ソースと麺が絡むよう全体をかき混ぜてから食べます!

韓国ではチャジャンミョンを食べる日がいくつかあるのをご存知でしょうか?

まず、韓国では引越しの日にチャジャンミョンを食べることが知られています。

日本では引っ越しそばを食べるように、韓国では片付けで忙しい引っ越し当日は宅配でさくっと「引っ越しチャジャンミョン」を食べます。

さらに毎年4月14日は、韓国で「ブラックデー」と呼ばれ、チャジャンミョンを食べる日。

2月14日のバレンタインデー、3月14日のホワイトデーなど恋人のいる人たちにとって楽しいイベントが続きますが、4月14日はそんな時期に寂しく1人で過ごした人のための日!

暗い気持ちをチャジャンミョンの真っ黒なソースに例え、そんな気持ちを吹き飛ばすため、シングルの人たちが集まって真っ黒なチャジャンミョンを食べるユーモアたっぷりのイベントです。

2 짜장밥 チャジャンパプ

次にご紹介するのは、「짜장밥 チャジャンパプ」、日本語でジャージャー飯です!

先ほど紹介した、チャジャンミョンと同じ真っ黒なソースを麺ではなく、ごはんと一緒に楽しむのがチャジャンパプ。

チュンジャンと共に炒めた野菜や豚肉とともにとろみをつけて完成するのが黒いソース。

鼻に抜ける独特の香ばしさは、定期的に食べたくなるクセのある味です。

チャジャンパプに使うご飯の種類はお店によって異なります。
白米のところもあれば、日本でいうチャーハンのような味付きご飯と一緒にたべるところも。

さらに目玉焼きを上にトッピングしているお店もあります。

3 짬뽕 チャンポン

チャジャンミョンと並ぶ定番の韓国中華が、「짬뽕 チャンポン」です!

日本のチャンポンといえば、豚肉や魚介類に加え、野菜がたっぷり入った濃厚な白濁スープをイメージする人が多いのではないでしょうか。

しかし、韓国のチャンポンはなんといっても赤いスープが特徴。具材は日本のチャンポンとほとんど変わりませんが、スープには唐辛子粉がたっぷり入っており辛味があります。

また、ムール貝が入っているのも大きな特徴です。魚介や野菜の旨みがスープに溶け出しピリ辛で奥深い味を楽しむことができますよ!

中国から伝わったものですが、「チャンポン」という名前は日本の「長崎ちゃんぽん」から来ていると言われています。

4 탕수욱 タンスユク

最後にご紹介する韓国中華の代表的メニュは、「탕수욱 タンスユク」です。日本語で「酢豚」のことを指します。

タンスユクは豚肉に衣をつけてサクサクに揚げ、炒めた野菜の入った甘酸っぱいとろみのあるソースと一緒に食べる料理です。

メイン料理にチャジャンミョンやチャンポンを注文し、サブでタンスユクを頼むのが韓国の定番です。

このタンスユク、ソースを直接かけて食べるか、付けて食べるかで韓国人を二分していることで知られています。

ソースをかける派は韓国語で「찍먹파 チンモッパ」、そしてソースにつける派「부먹파 ブモッパ」と言います。

これらの言葉があるほど、韓国人を熱くさせることで知られるタンスユクの食べ方論争!

韓国人の知り合いとタンスユクを食べる時に勝手にソースをかけてしまわないように注意しましょう!

欲張りさんにおすすめ!韓国中華は半々で食べよう!

韓国中華、せっかく行ったらできるだけ色々な種類の料理を食べてみたいという人も多いのではないでしょうか。

そんな皆さんにおすすめなのが「반반 パンバン」日本語で「半々」という頼み方です!

二つに分かれた深皿にハーフサイズのメニューを入れてくれて2種類の料理を一気に楽しむことができて嬉しいですよね。

韓国では、メニューに記載がなくても「半々にできますか?」と聞くと対応できるお店も多いので、一度聞いてみる価値があります。

日本にも上陸!韓国中華の人気チェーン店「香港飯店0410」

引用元:KONEST
https://www.konest.com/

本格的韓国中華が日本でも味わえる時代がやって来ました!

ここ数ヶ月で東京の東新宿、原宿エリアの他、大阪の心斎橋と3ヶ所に新たにオープンした、韓国で大人気の韓国中華チェーン店「香港飯店(ホンコンパンジョム)0410」をご紹介します。

香港飯店0410は、韓国の外食チェーン店の重鎮として知られるペク・ジョンウォン氏が手がける韓国中華の大人気チェーン店。

ここまで紹介してきた、チャジャンミョンやチャンポンをはじめとした本場の味をそのまま日本でも楽しむことができます。

2021年9月に佐賀県にもオープンが決まっているとか。

韓国中華の日本での躍進はまだまだ続きそうです。

【まとめ】【韓国中華】ジャージャー麺はなぜ黒い⁉︎今さら聞けない韓国中華超入門!

ここまで読んでくださったみなさんは、韓国中華の沼に落ちていきそうな予感がしませんか?

中華料理に韓国の味が加わり、韓国料理を食べ尽くした通な皆さんにも新たな発見があること間違いありません。

今回の記事では、今日本でブームを巻き起こしている韓国式中華料理、「韓国中華」をご紹介しました。

今日食べたら明日も食べたくなる。韓国中華の沼の入り口へようこそ。

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