韓国語で疑問文を作ってみよう!相手に質問したい時に便利な疑問詞一覧

韓国語を話せるようになりたい!と思っている方は、年々増えているように感じます。
韓国語を話せるようになる近道は、とにかく相手を見つけて会話してみることです。
間違えても気にしないという強いマインドで、話し続けることが大切です。
会話を長く続けるには一方的に話していても相手がうんざりしてしまうかもしれませんし、聞いているだけではスピーキング力は伸びませんよね。
ほどよく言葉のキャッチボールをする必要があります。
相手に質問を投げかけることができれば、相手も自分に興味を持ってくれてるんだ!となり、会話を続けることができると思います。
そこで必要なのは疑問詞です。
疑問詞を覚えていれば、たとえ文章を作れなかったとしても、相手に聞きたいことが通じるので会話のキャッチボールができるはずです。
そこで今日は、よく使う韓国語の疑問詞をまとめてみました。
疑問に思ったことは相手にすぐ質問し、仲を深めていってください。
誰

引用元:https://unsplash.com/
「誰」という単語は누구【ヌグ】と言います。
会話をしていて「誰?」と言いたいときはそのまま누구?と語尾を上げることで簡単に疑問形になります。
このままではタメ口の形なので、「誰」を敬語にしてみましょう。
韓国語の敬語を作る形は主に2つあり、입니다体と요体です。
日常会話では요体をよく使うので、一般的に敬語で「誰ですか?」と聞きたいときは누구예요?【ヌグイェヨ】と発音します。
입니다体で疑問形を作る場合は、입니까?【イムニッカ】と形が変わるので注意してください。
입니다体で聞きたい場合は、누구입니까?【ヌグイムニッカ】と言いますが、一般的には요体を多く使います。
また会話では예요を縮めて요だけが使われることもあります。
누구요?【ヌグヨ】と言っても「誰ですか?」となるので、누구예요?と누구요?はどちらを使っても意味は通じます。
また知らない人に対してや、電話などで「どなたですか?」といいたい場合も누구を使うことができます。
누구の後に세요【セヨ】をつけて言うことができます。
세요も敬語の一種で누구예요?や누구요?というよりも丁寧な言い方になります。
知らない人に対して「誰ですか?」というのは、日本でもなかなか失礼な態度になりますよね。
もし、韓国語で「どなたですか?」といいたい場合は、누구세요?【ヌグセヨ】と言いましょう。
A어제 민지를 봤어.【オジェ ミンジルル バッソ】
昨日ミンジを見たよ。
B 누구?【ヌグ】
誰?
A 안녕하세요? 잠깐 이야기를 하고 싶은데요…【アンニョンハセヨ チャムカン イヤギルル ハゴ シップンデヨ】
こんにちは、少し話をしたいんですけど…
B 실례하지만, 누구세요?【シルレハジマン ヌグセヨ】
失礼ですが、どなたですか?
「誰が」と言いたい場合
韓国語にもさまざまな助詞があり、基本的には後ろにその文字をつけるだけで成り立つものが多いですが、例外があります。
「誰が」もそのうちの1つで韓国語の「〇〇が」という助詞は이/가【イ/ガ】です。
パッチムの有無によって使い分ける必要がありますが、누구にはパッチムがついていないので、가を使います。
누구가と言いたいところですが、実はこの表現は間違いになり、正しくは누가【ヌガ】です。
同じく「誰がですか?」と言いたい場合には누가요?【ヌガヨ】と言うことができます。
A 이 요리 정말 맛있네요. 누가 만들었어요?【イ ヨリ チンチャ マシンネヨ、ヌガ マンドゥロッソヨ】
この料理本当においしいですね。誰が作りましたか?
B 제 엄마가 만드셨어요.【チェ オンマガ マンドゥショッソヨ】
わたしのお母さんが作られました。
A 이 편지를 전해 달라고 하셔서 제가 가져왔어요.【イ ピョンジルル チョネタルラゴ ハショソ チェガ カジョ ワッソヨ】
この手紙を渡してくださいと言われたので、私が持ってきました。
B 누가요?【ヌガヨ】
誰がですか?
「誰と」と言いたい場合
「〇〇と」という助詞は、와/과であらわすことができます。
パッチムがない場合와を、パッチムがある場合과をつけます。
この2つは会話でも使われますが、主に書き言葉で使われることが多く、日常会話では他によく使う「〇〇と」という助詞があります。
랑/이랑は話言葉でよく使われる「〇〇と」という表現です。
누구はパッチムがないので누구와【ヌグワ】、누구랑【ヌグラン】ということができます。
A 누구와 같이 오셨어요?【ヌグワ カッチ オショッソヨ】
誰と一緒に来られましたか?
B 친구들과 같이 왔어요.【チングドゥルグァ カッチ ワッソヨ】
友達と一緒に来ました。
A 누구랑 같이 왔어요?【ヌグラン カッチ ワッソヨ】
誰と一緒に来ましたか?
B 친구들이랑 같이 왔어요.【チングドゥリラン カッチ ワッソヨ】
友達と一緒に来ました。
「誰の」と言いたい場合
「〇〇の」という助詞は의【エ】と言いますが、韓国語では「の」を省くことが多いです。
教科書やテキストには이것은 누구의 것입니까?【イゴスン ヌグエ ゴシムニッカ】「これは誰のものですか?」というフレーズが載っていますが、実際にはもっと省略して使われることが多いです。
「誰々のもの」というフレーズは話し言葉では누구 거【ヌグッコ】と言うことが多いです。
例えば「わたしのもの」なら내 거【ネッコ】、「お母さんのもの」なら엄마 거【オンマッコ】という言い方をします。
同じように「誰のもの?」という時も누구 거?【ヌグッコ】ということができます。
A 이 가방 누구 거야?【イ カバン ヌグッコヤ】
このカバン誰のもの?
B 내 거야!【ネッコヤ】
わたしのだよ!
何

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「何」という韓国語は무엇【ムオッ】です。
무엇はテキストに載っている正しい言葉ですが日常会話では무엇を縮めた言葉、뭐【ムォ】をよく使います。
日本人が発音するときには「ボ」と言った方がより近い発音になると考える方もいます。
会話をしていて相手に「何?」という場面はたくさんありますね。
ここでは正しい表現の무엇と会話口調で多く使われる뭐の例文を見てみましょう。
「何ですか?」と言いたい場合
この場合はそのまま입니까?/예요?をつけて、무엇입니까?【ムォシムニッカ】、뭐예요?【ムォエヨ】と言うことでできます。
무엇입니까?は実際ではそれほど使われず、もっと短縮した뭡니까?【ムォムニッカ】はよく、韓国ドラマでのビジネスシーンなどで使われていますね!
A 뭐예요? 아까부터 계속 핸드폰만 만지고…【ムォエヨ、アッカブト ケソク ヘンドゥポンマン マンジゴ…】
何ですか?さっきからずっとスマホばかり触って…
A 뭡니까? 제 얼굴의 뭐 붙었어요?【ムォムニッカ、チェ オルグレ ムォ ブトッソヨ】
何ですか?わたしの顔に何かついてますか?
「何が?」と言いたい場合
先ほど紹介した「誰が」と同じように가/이をつけるだけでOKです。
ですが무엇이【ムオシ】はほとんど使われず뭐가【ムォガ】という言い方をします。
뭐가 당신을 화나게 만들었어요?【ムォガ タンシヌル ファナゲ マンドゥロッソヨ】
なぜ怒ってるのですか?
(直訳:何があなたを怒らせましたか?)
「何を?」と言いたい場合
会話の中で「何をですか?」といいたい場合は뭘【モォル】という形で使うことが多いです。
これは무엇을【ムオスル】を縮めた뭐를【モォルル】をさらに縮めた形です。
「~ですか?」と敬語にしたい場合は後ろに요【ヨ】をつけて뭘요?【モォルリョ】という発音になります。
また뭘요という言葉は、お礼や誉め言葉にたいして「いえいえ」という場面でも使われます。
A 이렇게 많이 주셔서 감사합니다.【イロッケ マニ ジュショソ カムサハムニダ】
こんなにたくさん下さって、ありがとうございます。
B 뭘요. 앞으로도 잘 부탁해요.【モォルリョ、アプロド チャル プタッケヨ】
いえいえ、これからもよろしくお願いします。
A 한국어 엄청 잘하시네요.【ハングゴ オンチョン チャラシネヨ】
韓国語すごくお上手ですね。
B 뭘요, 아직 많이 멀었어요.【モォルリョ、アジク マニ モロッソヨ】
全然ですよ、まだまだです。
どこ

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「どこ」は場所を尋ねるときに必須の単語ですね。
韓国語で「どこ」は어디【オディ】と言います。
単純に「どこ?」と聞くときは어디?と語尾を上げるだけで使うことができますが、「どこですか?」と敬語にする場合は어디예요?【オディエヨ】と言えばOKです。
同じように어디입니까?【オディイムニッカ】や어디요?【オディヨ】と言うことができます。
지금 어디예요?【チグム オディエヨ】
今どこですか?
부탁한 서류는 어디입니까?【プタッカン ソリュヌン オディイムニッカ】
お願いした書類は、どこですか?
「どこに」と言いたい場合
어디に「に」という助詞에【エ】をつけると「どこに」という言葉になります。
어디에 있어요?【オディエ イッソヨ】
どこにいますか?(どこにありますか?)
「どこに」の「に」も会話では省略することが多いです。
日本語と同じですね!
어디 가요?【オディ ガヨ】
どこに行きますか?
요をとると、タメ口になり親しい人との会話で使えます。
「どこが」と言いたい場合
「どこが」言いたいときは、어디가【オディガ】と言います。
「どこ行く?」という表現とまったく同じ発音が同じですね。
어디가 아프세요?【オディガ アップセヨ】
どこが痛いですか?
病院でよく聞かれるフレーズです。
なぜ

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「なぜ」という単語は왜【ウェ】です。
「なぜですか?」と聞くときは왜요?【ウェヨ】と言うのが一般的です。
友達や親しい人に質問を投げかけるときは、왜?だけでOKです。
会話をしていて疑問に思ったことがあると、この言葉だけで聞き返すことができるので便利ですよね。
A 오늘 친구랑 싸웠어요.【オヌル チングラン サウォッソヨ】
今日友達と喧嘩しました。
B 왜요?【ウェヨ】
なぜですか?
왜という言葉は非常に便利で、相手の行動を見て自分が疑問に思った時に、一言投げかけるだけでも会話が成り立ちます。
例えば、友達が落ち着かなくてオドオドしている様子を見て一言왜?と聞くと、「なにをそんなにソワソワしているの?」というニュアンスになり、相手は理由を答えてくれるはずです。
相手が何も言わず自分を見つめているときなどに、왜?と言うと「わたしなんか悪いことした?」のようなニュアンスでも使うことができます。
ぜひ使ってみてください。
「なぜなら」と言いたい場合
理由を説明するときに、「なぜなら~」や「だって~」という単語を使いますよね。
韓国語で理由を述べるときは、왜냐하면【ウェニャハミョン】といって説明を始めることができます。
これは書くときにも使われるので、TOPIKの問題などにも出題されますし、作文でも書くこともあるので覚えておきましょう。
ネイティブは왜냐하면よりも会話では、왜냐면【ウェニャミョン】、왜냐면은【ウェニャミョヌン】と発音することが多いです。
저는 외식을 안 하는 편이에요.【チョヌン ウェシクル アナヌン ピョニエヨ】
わたしは外食をしない方です。
왜냐하면 식비를 줄여야 하니까요.【ウェニャハミョン シッピルル チュリョヤ ハニッカヨ】
なぜなら食費を減らさなければならないからです。
このように理由を述べるときに、使える表現です。
どの

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「どの」や「どれ」という場合は어느【オヌ】を使います。
限定されたものの中から、選ぶ際に使うことができます。
어느 학교에 다니고 있어요?【オヌ ハッキョエ タニゴ イッソヨ】
どの(どこの)学校に通っていますか?
似たような表現に、어떤【オットン】「どんな」、무슨【ムスン】「なんの」という単語もあります。
어떤 (무슨) 학교에 다니고 있어요?【オットン(ムスン)ハッキョエ タニゴ イッソヨ】
どんな学校に通っていますか?
어느は場所を聞いているので、答えは〇〇高校というように答えが学校の名前になります。
一方で어떤, 무슨は種類を聞いているので、例えば、看護学校や警察学校のような学校の種類が答えになります。
「どのように」や「どうやって」と言いたい場合
方法や手段を尋ねるときには、어떻게【オットッケ】を使って聞くことができます。
この単語は「どうしよう」の意味の어떡해【オットッケ】と同じ発音なので、こんがらがる方が多いように思います。
어떻게が「どのように」なら、「このように」「そのように」「あのように」という単語も存在します。
韓国語のこそあど言葉は이【イ】、그【ク】、저【チョ】、어【オ】であらわすことができます。
이렇게【イロッケ】「このように」、그렇게【クロッケ】「そのように」、저렇게【チョロッケ】「あのように」と言うことができます。
어떻게 하면 좋을까요?【オットッケ ハミョン チョウルカヨ】
どうすればいいでしょうか?
韓国語の言い回しに어떻게 오셨어요?【オットッケ オショッソヨ】というフレーズがあります。
直訳すると「どうやって来ましたか?」になりますが、これは手段を聞いているわけではなく目的を聞いているのです。
つまりこの表現は「なぜ来ましたか?」という意味になります。
よく病院などで耳にするフレーズですが、答えるときは「〇〇が痛くて来ました」のように理由を説明できるようにしましょう。
A (병원에서) 어떻게 오셨어요?【オットッケ オショッソヨ】
(病院で) どうして来ましたか?
B 〇지난주부터 머리가 아파서요.【ジナンチュブト モリガ アッパソヨ】
先週から頭が痛いんです。
B ×버스 타고 왔어요.【ポス タゴ ワッソヨ】
バスに乗って来ました。
その他の疑問詞

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上記は基本の疑問詞ですが、それ以外にも日常生活で使うことが多い疑問詞を紹介します。
얼마나
얼마나【オルマナ】は「どれくらい」という意味があります。
距離や価格を聞くときに使うことができます。
「いくらですか?」の얼마예요【オルマエヨ】は知っている方も多いのではないでしょうか。
여기까지 얼마나 걸렸어요?【ヨギカジ オルマナ コルリョッソヨ】
ここまでどれだけかかりましたか?(距離を聞いている)
몇
몇【ミョッ】は「いくつ」という意味ですが単体で使うことは少なく、後ろに単位をつけます。
몇명【ミョンミョン】何人
몇시간【ミョッシガン】何時間
몇분【ミョップン】何名、何分
몇개【ミョッケ】何個
このように後ろに単位をつけて使うことができます。
무슨 일
무슨 일【ムスン イル】も会話でよく使われる表現で、「どうしたんですか?」という時にも使われます。
일というのは「仕事、事」をあらわし、「どんな事」を尋ねるときに使います。
무슨 일이 있어요?【ムスン イリ イッソヨ】
なにかありましたか?
무슨 일이에요?【ムスン イリエヨ】
何事ですか?
무슨 일을 하고 있어요?【ムスン イルル ハゴ イッソヨ】
なんの仕事をしていますか?
まとめ

引用元:https://unsplash.com/
いかがでしたか?
今日は韓国語の疑問詞を一部紹介しました。
疑問詞を覚えることで相手との会話もスムーズになり、疑問点も解消できるので覚えると会話にとても役立ちます。
長い文章が作れなくても、누가? 뭐가? 왜? と聞くだけでも会話がつながると思うので、最初のうちは単語だけでも使ってみてください。
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