【韓国50000ウォン札】日本円でいくら?レート・両替・お金の使い方ガイド
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韓国旅行に行く際、現地のお金事情を知っておくことはとても大切です。
「50000ウォン札は日本円でいくら?」
「韓国では現金をどれくらい持っていけばいい?」
「両替はどこがお得?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
韓国はキャッシュレス決済が進んでいますが、現金が必要な場面もあり、特に50000ウォン札は使いづらいケースもあります。
本記事では、韓国の紙幣や決済事情、お得な両替方法、現金をスムーズに使うコツまで、旅行前に知っておきたい情報を詳しく解説します。
韓国のお金の基本情報
韓国の通貨は「ウォン(KRW)」で正式名称は大韓民国ウォンです。
日本と同様に、紙幣と硬貨が存在します。
韓国の紙幣
- 50000ウォン札
- 10000ウォン札
- 5000ウォン札
- 1000ウォン札
50000ウォン札は大きな買い物やまとまった支払いに便利ですが、後述するように使いづらい場面もあります。
韓国の硬貨
- 500ウォン
- 100ウォン
- 50ウォン
- 10ウォン
韓国ではキャッシュレス決済が進んでおり、硬貨を使う機会はかなり少なくなっています。
日常生活での現金のやり取りにおいて、10ウォンや50ウォンを使う機会はほぼありません。
1ウォンと5ウォンもあるのですが、現金取引では10ウォン単位に切り上げ、もしくは切り捨てが行われており、現在は発行されていないので、有効ではありますがほとんど流通していません。
日本円での価値、レート
韓国でお買い物をする時、日本円にすると実際いくらなのか気になるかと思います。
変動はありますが、お金の価値はウォンの10分の1(0を1つ消す)と考えると、日本円でのイメージがしやすいです。
1ウォン ≒ 0.1061円(2025年2月14日時点)→ 50000ウォン ≒ 5054円
ただし為替レートは両替所によって、また1日の中でも時間によって変動するため、最新のレートを確認することが大切です。
韓国の決済事情と現金が必要な理由
キャッシュレス化が進む韓国
韓国のクレジットカード利用率は世界でトップクラスに高く、キャッシュレス決済比率は95.3%(2023年)とされていて、ほとんどの場合カード決済が可能です。
特にソウルや釜山などの都市部では、ほとんどの場所で現金なしで過ごせます。
よく使われる決済方法
- クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEXなど)
- スマホ決済(KakaoPay、NAVER Pay、Samsung Payなど)
- 交通系ICカード(Tmoney)
それでも現金が必要な場面
ただし、現金が必要になるシーンもあります。
以下の事例を参考にしてみてください。
- 屋台や市場での買い物(特に観光地以外では現金のみの場合が多い)
- 交通ICカード(T-money)へのチャージ
- コインロッカーや券売機の利用
- チムチルバンのドライヤー利用
50000ウォン札はお釣りが不足することがあるため、 10000ウォン札や5000ウォン札も持っておくと安心です。
キャッシュレス決済トップクラスの国で暮らす韓国人は現金が必要なシーンでどうしてるの?
日本ではあまり見かけたことがないですが、銀行に直接振り込むスタイルが多いです。
市場や屋台などでよく見てみると、振込先の銀行名と口座番号、名前が書いてある看板があります。
韓国の銀行口座を持っている方はこの方法での決済が可能です。
交通ICカードもチャージ式ではなく後払い式(韓国の銀行口座引き落とし)の場合、その場で現金が不要になるため、現金を全く持ち歩かない韓国人も多い印象です。
両替方法
日本で両替する
銀行や両替所、旅行代理店、金券ショップで両替が可能です。
韓国で両替するよりも手数料が高かったり、レートが悪いことが多いのが欠点です。
韓国で両替する
空港の銀行や街中の両替所、ATM、外貨両替機、市内銀行、ホテル等至るところで両替可能です。
手数料や利便性などその時々の優先事項に合わせて選ぶのがおすすめです。
また、外国人観光客専用のプリペイドカード「WOWPASS」があれば、 WOWPASS専用の機械を使って両替が可能です。
「WOWPASS」の発行自体も機械で簡単にできるので有効な手段の一つです。
クレジットカードの海外キャッシングを利用する
空港や市内のATMでクレジットカードを使用し、ウォンを引き出す方法です。
日本円を持っていなくてもウォンが手に入るので便利なサービスですが、利息がかかるということは覚えておきましょう。
お得に両替するポイントと注意点
両替をする際のポイントを紹介します。
両替のベストな方法
韓国の街中にある両替所(政府公認両替所)
韓国の観光地や市街地には多くの両替所があり、一般的に街中の両替所が最も良いレートで両替できると言われています。
ただし違法な両替所の可能性があったり、中には不当なレート・手数料を提示する場所もあるので注意が必要です。
営業者登録証を掲示しているかどうかを確認してから利用しましょう。
街中の両替所は手数料も抑えめで、中には手数料無料の場所もあるのでおすすめです。
ソウルで最もレートが良いと言われてるのは明洞なのですが、中でも中国大使館前にある両替所は手数料も無料でとても人気があります。
両替所が集まっているので、レート・手数料を比較してお得に両替してみてください。
韓国の街中にある銀行
安全に両替可能で、レートが良いとは言えませんが、韓国の空港や日本で両替するよりもお得です。
逆に、以下の場所はレートが悪いことが多いため、検討材料として参考にしてみてください。
- 日本で事前に両替(韓国で両替するよりレートが悪い)
- 韓国のホテルや空港(手数料が高め)
レートの見方
現地両替所の見方
100円基準で表示される
→ 数字が大きいほどレートが良いです。
韓国内の銀行の場合
「사실때」(買うとき)と「파실때」(売るとき)
→ 日本円をウォンに両替する時は「파실때」を見ましょう。
「為替レート」と「両替レート」の違い
為替レート+手数料=両替レート
→ 手数料が少ないほどお得になります。
レート比較のおすすめアプリ
마이뱅크(マイバンク)
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引用元:【Apple Store】公式サイト
どこで両替をするのが一番お得なのか、レートの比較ができます。
同じ日でも時間によってレートは変わるので、実際に行った時と僅かにレートが違う場合もあるのですが、検索したタイミングでの比較が可能です。
アプリをダウンロードして開いて、“화율비교“→”화율비교“→”외화팔때“の順番で選択するとレートが一覧で出てきます。
両替所を選択すると、住所、営業時間、アクセスが確認できます。
アプリは韓国語のみ対応ではありますが、ぜひ一度使ってみてください。
両替の注意点
- パスポートを持参
- まとめて両替する(こまめにすると都度手数料が取られる)
- 50000ウォン札の使い勝手を考える(小額紙幣を混ぜてもらう)
- 両替後は受け取った金額が合っているかすぐに確認する(万が一足りないことが分かっても、後からではどうにもならない場合もあるので、必ずその場で確認しましょう)
- 銀行の多くは平日9時〜16時で、土日祝日は休業
カードも併用して旅行する場合、1泊2日であれば日本円で1〜2万円程度両替すれば十分かと思います。
まとめ
韓国の「50000ウォン札」は、日本円で約5500円(2025年2月12日時点のレート)で、韓国では最も高額な紙幣です。
キャッシュレス決済が普及しているものの、現金が必要な場面もあるため、適切に両替しておくことが重要です。
特に、屋台や市場、ローカルな食堂などでは現金が必要になるため、10000ウォン札や5000ウォン札も準備しておくと安心です。
また、両替する際はレートの良い街中の両替所を活用し、明洞の中国大使館前などの公認両替所をチェックするのがおすすめです。
韓国旅行をよりスムーズに楽しむために、お金の使い方や両替のポイントを押さえて、快適な旅を楽しんでください!