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韓国グルメ

韓国国民のソウルフード!チキンを食べてみよう♪

MODULY 編集部

韓国国民のソウルフード!チキンを食べてみよう♪
出前文化がとっても発達している韓国では、もはや携帯の出前アプリで注文するのが当たり前になっていて、「出前の民族」なんてユニークな名前のアプリも登場したほどです。
そして韓国の出前といえば、自宅はもちろん、公園や運動会の会場など、屋外にも配達してくれることで有名ですよね?
そんな出前大国の韓国で、1番多く出前されている食べ物って何だと思いますか?
その答えは「チキン」なんです!
もはや韓国国民の生活に無くてはならない食べ物になってしまったチキン。
今日はそんな“韓国国民のソウルフード”であるチキンを詳しく紹介してみたいと思います!

韓国国民とチキンの関係って?!


日本でチキンのチェーン店で有名な企業といえばKFCくらいですが、韓国ではすぐに思い浮かぶ大手のチェーン店だけでも余裕で15件を超えます。
これに地域密着型のチェーン店や個人店を加えれば、ものすごい数になるのは間違いありません。
ソウルの中心部では、チキン店が多いという感じはあまりしないと思いますが、住宅街に行けば1つの町内に大手チキンチェーン店が一通り揃っているのは当たり前で、夜になるとチキンの配達をするバイクが頻繁に行き交う様子が見られます。
では、韓国の人たちはどんな時にチキンを食べるのでしょうか?
数年前に「チメク」という言葉が大流行しましたが、これはチキン+メクチュ(ビール)を略した言葉で、韓国ではお酒のお供としてチキンを食べることが当たり前になっています。
そのほかにも友達やお客さんが来たり、イベントがある時にもチキンを食べます。
いかにもらしく説明してますが、実は単なるこじつけで、正直に言うと韓国の人は週に1~2回、何の理由もなく、無性にチキンが食べたくなってしまうのです!(笑)
日本人の、ご飯が続くとたまに麺類が食べたくなるという感覚と少し似ているかも知れません。

もう1つ、韓国人が「この日は絶対チキンを食べないといけない!」という日があります。
それは、サッカーの重要なゲームをテレビ観戦するとき!
ワールドカップやオリンピックで韓国のゲームが放送される日は、どの家庭も法律で決められているかのように、チキンを食べながら韓国チームを応援しているんです。
実は韓国のチキンは、1ピース2ピースでは売っていません。 (※ファストフードのチェーン店では1ピース販売があります)
注文する時は、なんと“1羽”単位なんです!(驚)
だからこそ、友達や家族が集まったら「じゃ、チキンでも食べようか!」ということになって、ワイワイ楽しく食べることができるんですね!
そんな韓国の生活に溶け込んでいるチキン、一体どんな種類があるのか見ていきましょう。

基本中の基本!「フライドチキン」


チキンといえば、誰もが1番に思い浮かべるのはやはり「フライドチキン」ですよね!
韓国では「フライド」といえばフライドチキンのことで、ほとんどがカリカリとした衣のクリスピータイプです。 日本のKFCにあるオリジナルチキンのようなしっとりとしたフライドチキンはありません。
ちなみに韓国のKFCはクリスピータイプのチキンのみになります。
どのお店のフライドも、外の衣はサクサク、中のお肉はふわふわで、日本では体験したことがない食感を味わうことができます♪
こんなに美味しいから、韓国国民のソウルフードになってしまうんですね!

チキンには必ず大根の酢漬けが付いてくるのですが、これがまたチキンの油分をサッと消してくれるから不思議なんです。

甘辛ソースがクセになる「ヤンニョムチキン」


韓国でフライドとともに人気を2分しているのが、この「ヤンニョムチキン」です。
ヤンニョムとは、コチュジャンをベースにニンニクや水あめなどを加えて味付けしたピリ辛ソースのことで、このソースをフライドチキンに絡めたものをヤンニョムチキンと呼びます。

お店によってソースのブレンドは様々ですが、ヤンニョムチキンは基本的にかなり辛めです。
でもこの辛さがクセになっちゃうんです!
ヒーヒー言いながら大根の酢漬けを食べて、またチキンを食べる(笑)
ビールとも相性バッチリですヨ♪
え?フライドにしようかヤンニョムにしようか迷っちゃう?
そんな時には“パンバン(半々)”にしましょう!

1羽単位でしか注文できない韓国のチキン、1羽分全部同じ味だと飽きてしまうじゃないですか?
そんなときに便利なのが、パンバン!
ほとんどのお店でフライドとヤンニョムのハーフ&ハーフが可能なので、あれもこれも食べたい時に便利です。

韓国伝統のヘルシーチキン!「トンダククイ」


油で揚げず、遠赤外線の石を使って鶏を丸ごと焼いたのが「トンダククイ」です。
ソウルの街中でも、たまに棒に刺さった鶏がグルグル焼かれているのを見かけたことがありませんか?そうです、それがトンダククイなんです!

油で揚げておらず衣も付いていないので、フライドやヤンニョムに比べてかなりヘルシーなトンダククイ。
それだけではなく、ほとんどのトンダククイには参鶏湯のように、鶏肉の中にもち米や高麗人参、ナツメなどの具材が詰められていて、滋養と健康も効果があるんです。
遠赤外線の効果で皮はパリッパり、中のお肉もふわふわで、とっても香ばしい!
どこのトンダククイも基本は薄い塩味なので、味も淡白で、もち米との相性もバッチリ♪

やっぱりトンダククイにもありました!ヤンニョム味(笑)
どうやら韓国の人は、このヤンニョムソース無しでは始まらないようです。
トンダククイとヤンニョムソース、めっちゃ合います!美味しくてハマりそう!!

最近では、若者向けにチーズやコーンを組み合わせるお店も登場。

地味にファンが多い「カンジャンチキン」


もう1つ忘れてはならないのが、「カンジャンチキン」!
醤油とニンニクの香りが食欲をそそるカンジャンチキンは、辛いのが苦手な人にもオススメです。
フライドやヤンニョムのチキンが主流の中、食べてみると意外に美味しくてファンになっちゃったという人が多いカンジャンチキン。
醤油ベースなので、ご飯のおかずとしてもイケるかも?!
この香りをお届け出来ないのが残念です・・・。
大手チキンチェーン店「キョチョンチキン」では、カンジャンとキョチョンレッド(大辛チキン)の組み合わせも可能でした!

子供たちも大好き♪「タッカンジョン」


タッ(닭)=鶏、カンジョン(강정)=小さなかたまりという意味の通り、1口サイズの鶏のから揚げに甘辛ソースがかかったタッカンジョンは、韓国国民なら誰もが子供の頃におやつで食べた思い出があるというほど身近な食べ物なんです。
そのためお店によっては、子供たちにも買いやすいように、カップに入ったミニサイズの「カップジョン」があり、3,000ウォンほどで気軽に食べることができます。

しかしどう考えても、このタッカンジョンとヤンニョムチキンの区別がつかないので、知り合いの韓国人数人にその違いを聞いてみることにしました。
しかしその結果、全員の答えが「知らない」でした(笑)。
骨あり、骨なしの違いかとも思ったのですが、タッカンジョンでも骨付きのお店もあるし・・・強いて言うなら、ヤンニョムより若干甘めの味付けかな?というところでしょうか?
辛めのタッカンジョンと、甘めのタッカンジョンを選べるお店もあって、大きいサイズはハーフ&ハーフの注文が可能です。

まとめ

いかがでしたか?今日ご紹介した以外にも、オリジナルスパイスを振りかけて食べるチキンや、ネギが大量に乗ったチキンなど、お店ごとにいろいろな種類のチキンがあります。
韓国語に自信のある方はもちろん、最近では携帯アプリでの注文の仕方もネットに出ていますので、1度くらいはチキンの注文に挑戦してみるのも面白いかも知れませんね。
ただしその場合、くれぐれも宿泊の施設が出前可能かどうか確認してから注文して下さいね!
ホテルによっては、フロントで代理注文してくれるところもあるようですよ!


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