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韓国カルチャー

今年の秋夕(チュソク)も終了!韓国の若者が名節に実家で聞きたくない小言とは?

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町田未来

今年の秋夕(チュソク)も終わりました!

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引用元:https://shorturl.at/htz58
光州日報公式サイト

今年も旧正月(ソㇽラㇽ)と並ぶ韓国の伝統的な名節である秋夕(チュソㇰ)が終了しました。

今年は韓国の建国記念日である「開天節」ともくっついて、9月28日から10月3日までの6連休となった秋夕

やはり名節というと、日本同様韓国も故郷に帰るのが一般的です。

せっかくの長い連休なので、こういう機会に実家に帰りたいと思う気持ちは世界共通ですよね。

しかし、韓国では名節に故郷に帰る若者がどんどん減少しているんです!

その理由は何なのでしょうか?

今回は、韓国の若者が名節の連休に故郷に帰るのをためらう理由について調査していきたいと思います。

それでは、早速見ていきましょう♪

 

韓国の若者が名節に故郷に帰りたくない理由とは?

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引用元:https://shorturl.at/moL29
1conomynews公式サイト

その最も大きな理由は「ストレス」を受けることが多いから!

家族と一緒に名節を過ごすことで「ヒーリング」ではなく「ストレス」を受けるケースが多いというのは、どういうことでしょうか。

それこそまさに家族・親戚などから言われる成績・就職・貯蓄・結婚・出産などに関しての小言が原因なんです。

光州市に住むイ・スヒョンさん(16)は、『昨年までは名節に故郷の全州(チョンジュ)に行くことに抵抗はなかったが、今年初めの旧正月に学校の成績に関する質問を執拗に受けた』と話し、『秋夕だけど、家で休みたい』とため息をついています。

また、会社員のキム氏は『名節ごとにストレスを受けるよりは連休を返上して出勤した方が良い』と言うほど。

就職情報ポータル「インクルート」が今年初めに「名節ストレス指数」に関して、会員828人を対象にアンケート調査を行った結果、「非常に高い(15.4%)」「やや高い(25.1%)」で、10人に4人は名節ストレスを受けていることが分かりました。

特に、このうち小言に対するストレスは12.2%で大きな割合を占めていることも明らかに。

 

Z世代が一番聞きたくないのは就職関連の小言

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引用元:https://shorturl.at/CPSVZ
JOSE日報公式サイト

Z世代の就活生2,404人を対象に「最も聞きたくない名節の小言」を調査した結果、回答者の47%が「就職関連の小言」を挙げました。

続いて2位は「恋愛・結婚関連の小言」で17%。

そして、「○○君は大企業に入社して年俸が5,000万ウォンを越えるみたい」というような「他人との比較」の小言も15.9%で高い結果となりました。

確かに、他人と比較されて良い気分にはなりませんよね。。

その他には「痩せなさい」など、外見を指摘する言葉も負担だという回答が15.6%に。

 

Z世代就活生の3割は帰省しない

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引用元:https://shorturl.at/fwM59
newsian公式サイト

同じくZ世代の就活生2,404人を対象に「今年の秋夕連休計画」について調査した結果、32%が故郷へ帰省する予定がないと答えました。

故郷に帰省しない理由の1位は「就職準備で忙しいから(44%)」

2位以降は、「休息をとりたい」が21%で後に続き、「旅行・個人的なスケジュールなどの計画があって」が12%を占めました。

ちなみに、就職準備のために計画している活動も聞いてみたところ、「採用公告確認」が54%で最も多く、 続けて「自己紹介書作成」が49%、「面接準備」が18%と続きました。

名節まで就職準備とは、気が休まる暇がないですね(涙)。

 

適齢期の男女は結婚関連の小言が苦痛・・

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引用元:https://shorturl.at/krLX7
wikitree公式サイト

秋夕連休に両親・親戚たちと久しぶりに会った未婚男女たちは必然的に結婚に対する圧迫を受けることになります。

例えば「結婚はいつするのか」「付き合っている人はいるのか」というような内容で、それを言われた未婚男女は拒否感を示しながらも心境は複雑な様子。

名節の度に地方に帰省している30代の会社員A氏(37)は『すでに安定的な基盤を整えており、結婚は選択の問題』としながらも『一方で、年老いた両親に家庭を築いて暮らす姿を見せるのが親孝行だと思い、シングルに固執するわけにもいかない状況』と話しました。

特に女性の場合は、周囲の「結婚しろ」という圧迫をより大きな負担として感じている模様。

実際、結婚相談所のDUOが25~39歳の未婚男女500人(男性250人·女性250人)を対象に「両親の結婚圧迫」についてアンケート調査を実施した結果、調査対象の半分にあたる50%が「圧迫を受けた経験がある」と答えました

そして「圧迫を受けた経験がある」という回答は、女性(53.6%)の方が男性(46.4%)より高い結果となっています。

ただ、親も結婚関連の小言が子供にとって、負担になっていると知らないわけではありません。

楽しい時間を過ごすべき名節に結婚問題でストレスを受けているのは両親も同じ。

結婚適齢期の子供を持つ親たちは、一人で残される子供が心配で、手遅れになる前に子供が良い相手に出会うことを願う気持ちで、子供が負担に思うことを知りながらも結婚の話を持ち出すケースが多いようです。

確かに、子を想う親心も理解できますね。

そのため、小言を言われた子供とそんな子供が心配な両親は、名節が終わった後に結婚相談所のドアを叩くケースが多いそうです。

結婚相談所DUOの関係者によると『結婚時期がどんどん遅くなっており、名節の度に結婚問題で悩む未婚男女と両親が多い』とし、『こういった悩みが続いた結果、秋夕連休前後には未婚男女本人はもちろん、未婚の子供を持つ両親の加入問い合わせが絶えない』とも話しました。

 

小言が有料に!?名節の小言メニューが登場!

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引用元:https://shorturl.at/lvJMR
yeongnam日報公式サイト

名節ごとに家族や親戚の小言が続くことから、オンライン上にはなんと、小言ストレス指数を価格等級付けした「小言メニュー」が登場しました。

小言の価格は10万ウォンから600万ウォンまでと多様ですが、価格が高いメニューほどストレス指数が高い小言となっています。

カテゴリー別に「中・高校生」「大学生・就活生」「会社員」「夫婦」「外見」などに分かれていますが、ここからはその一部をご紹介したいと思います。

大きなお世話というものが、チラホラ見られますね。。

 

大学生・就活生の場合

・「そんなのがスペックの役に立つのか?」 100,000ウォン
・「いつまでそうやって遊んでるんだ?」 200,000ウォン
・「むしろ手に職を付けたら?」 200,000ウォン
・「その学科で就職はうまく行くのか?」 250,000ウォン
・「理想を下げてみたら?」 300,000ウォン

 

会社員の場合

・「恋人はいるのか?」 100,000ウォン
・「どれくらい貯金してる?」 100,000ウォン
・「そろそろ結婚しないと」 500,000ウォン
・「お前のためを思って言っているんだ」 700,000ウォン
・「まだコインしているのか?」 6,000,000ウォン

 

夫婦の場合

・「そろそろ子供がいてもいいんじゃないか」 300,000ウォン
・「2人目は?一人っ子は寂しいって」 400,000ウォン
・「3人目は?」 500,000ウォン
・「娘がいてこそ寂しくないってもんだ」 550,000ウォン
・「息子がいてこそ心強いってもんだ」 550,000ウォン

 

外見の場合

・「もう少し太りなさい」 100,000ウォン
・「痩せたらきれいになるよ」 200,000ウォン
・「もう少し着飾ってみたら?」 250,000ウォン
・「頭が空っぽになった?」 5,000,000ウォン

 

【まとめ】今年の秋夕(チュソク)も終了!韓国の若者が名節に実家で聞きたくない小言とは?

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引用元:https://shorturl.at/fnpV6
kukinews公式サイト

今回は、名節に韓国の若者が実家で聞きたくない小言を調査しましたが、いかがでしたでしょうか?

恐らく多くの方は、「気持ちが分かる」と共感したんじゃないかなと思います。

聞いている方も悪気があって言っているわけではないと分かりつつも、やはり敏感になってしまうのはどうしようもないですよね。。

こういう時には、冗談交じりで返したり、とにかく愛想笑いをするというのが効果的なようなので、困った際はぜひ参考にしてみてください!

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