G-1JHRHQCPLD 韓国のトイレ事情に驚き?!暗証番号が必要って本当?|韓国情報メディアK Village MODULY Web(モドゥリーウェブ)

韓国のトイレ事情に驚き?!暗証番号が必要って本当?

MODULY 編集部

旅行には行きたいけれど、旅行先のトイレ事情が不安……そんな方も多いのではないでしょうか。

韓国では近年、設備もどんどん整備され、清潔で使いやすいトイレが増えてきました。

しかし、日本とは異なる点も多く、はじめて訪れる人にとっては少し戸惑う場面もあるかもしれません。

この記事では、韓国のリアルなトイレ事情をわかりやすく解説します。

韓国旅行をもっと快適に楽しむために、ぜひチェックしてみてください。

韓国ではトイレットペーパーは流さない?

引用元:unsplash.com/

韓国に行ったことがある方なら、トイレを使ったときにゴミ箱があることに戸惑ったことがあるかもしれません。

日本人が驚く韓国文化としてよく挙げられるのが、使用済みのトイレットペーパーを流さずゴミ箱に捨てるという文化。

知らずに流すと、排水管が詰まってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

なぜペーパーを流さないの?

これは、韓国の一部の建物では排水管が細くて詰まりやすいという事情があるためです。

特に古い建物では、下水処理の仕組みが日本ほど発達しておらず、トイレットペーパーを流すと詰まることがあります。

そのため、トイレットペーパーを使ったあとに備え付けのゴミ箱に捨てるスタイルが今でも残っているのです。

すべての場所がそうなの?

最近の韓国ではインフラが改善され、ホテルや新しい施設、大型ショッピングモールなどではトイレットペーパーを流してOKのところが増えています。

しかし、地方の飲食店や古い施設などでは「流さないでください」という表示が今もあります。

トイレに入ったらまずは案内表示を確認するのが安心です。

「휴지 넣지 마세요(トイレットペーパーを入れないでください)」と書かれていたら、トイレットペーパーはゴミ箱に捨てましょう。

韓国ではトイレットペーパーは事前にもらう?

引用元:pixabay.com/

韓国では、トイレットペーパーがトイレの外にある場合があります。

このスタイルのトイレでは、トイレの個室に入る前に必要な分だけ紙を切り取ってから入室するのがルールです。

日本では個室の中にあるのが当たり前なので、入り口にトイレットペーパーが置かれているのを見て驚く方も多いはずです。

うっかり何も持たずに中へ入ってしまうと「紙がない…!」と焦ることになってしまうので要注意です。

どんな場所で見られる?

外でペーパーを取るスタイルは、誰でも利用できる公衆トイレや、コストを抑えた施設によく見られます。

たとえば以下のような場所です。

  • 地元の人がよく使う在来市場(伝統的な市場)
  • 区庁や市庁などの公共施設
  • バスターミナルや鉄道駅
  • 一部の食堂や休憩所

このような場所では、トイレの入り口の壁にペーパーホルダーが設置されていたり、ロールがまとめて置かれていたりします。

トイレに入る前に、見逃さないように注意しておきましょう。

なぜこんなスタイルなの?

トイレ内にトイレットペーパーを置かない理由は、トイレットペーパーの節約や盗難防止のためとされています。

不特定多数が使う公共トイレでは、個室に紙を置いておくと無駄に大量に使われてしまったり、持ち帰られてしまったりすることがあるためです。

また、掃除の頻度が高くない場所では、外に設置しておいた方が衛生的という理由もあるようです。

近年では、都市部の新しい施設やデパートなどでは、日本と同じように個室内に備え付けられていることも多くなっていますが、このようなスタイルもまだまだ健在なので、覚えておきましょう。

韓国のトイレは暗証番号式?

引用元:pixabay.com/

日本人に馴染みがなく、初見で驚く人が多いのが、暗証番号式のトイレです。

防犯対策として導入されていることが多く、韓国の都市部ではわりと一般的になっています。

はじめは戸惑うかもしれませんが、仕組みさえ知っておけば使い方は簡単なので、この記事で予習しておきましょう!

どんな場所にあるの?

暗証番号式トイレは、防犯や衛生の観点から導入されているシステムとして、韓国旅行中には意外と多くの場面で遭遇するかもしれません。

特に以下のような場所で多く見られます。

  • カフェ
  • 個人経営の飲食店
  • オフィスビル
  • コスメショップ

人通りが多く観光客も集まるエリアの店舗では、トイレを店内利用者のみに制限する目的で導入されていることが多いです。

たとえば、ソウルの弘大や明洞、カロスキル、江南など、人気の繁華街ではこのスタイルが一般的になっています。

一見、普通の扉に見えても、鍵がかかっていて番号入力が必要だったり、番号の入力パネルが目立たない場所にあることもあるため、初めてだと戸惑いやすいかもしれません。

暗証番号はどこでわかるの?

暗証番号は以下のような形で確認できます。

  • レジで店員さんに聞く
  • レシートに印字されている
  • カウンター横や壁に貼られている
  • LINEやカカオなどの注文アプリ内で表示

店員さんに暗証番号を聞く際は、「화장실 비밀번호가 뭐예요?(ファジャンシル ビミルボノガ ムォエヨ?/トイレの暗証番号は何ですか?)」と言えばOK。

韓国語がわからなくても、「Restroom passcode, please(トイレの番号を教えてください)」と英語で聞けば問題ありません。

韓国の公衆トイレはきれい?安全?

韓国のトイレに対して、清潔面が気になる方も多いですよね。

最近の韓国の公衆トイレは、快適に使用できる環境が整ってきています。

基本的には清潔で使いやすい!

観光地や大型施設では、トイレの清掃が徹底されており、清潔感のあるトイレが増加中です。

特に以下のような場所では、安心して利用できます。

  • 空港
  • 鉄道駅
  • デパートや大型ショッピングモール
  • 博物館や美術館などの公共施設

また、ウォシュレットやハンドドライヤーが設置されている場所も増えてきました。

韓国では公共の場での衛生意識も高まっており、以前と比べて格段に整備が進んでいる印象です。

一方で注意が必要な場所も

ただし、すべてのトイレがきれいとは限らないのが現実です。
以下のような場所では注意が必要です。

  • 地方のバスターミナルや駅
  • 古い市場や商店街
  • 一部の飲食店

これらの場所では、清掃頻度が低かったり、設備が古かったりすることもあります。

トイレットペーパーが設置されていないこともあるため、旅行中はポケットティッシュを常備するのがおすすめです。

安全面はどう?

韓国は比較的治安の良い国ですが、トイレに関しては次のような点に注意しましょう。

  • 人通りの少ない場所や夜間の利用は避ける
  • トイレの個室内に非常ボタンがないことがある
  • 男女の区別が不明瞭な場合がある(ユニセックストイレなど)

特に女性の場合、人気の少ない場所ではなるべく同行者と一緒に行動するのが安心です

まとめ|韓国のトイレ事情を知って、快適な旅に!

韓国のトイレ事情は、日本とは異なる点が多く、初めての旅行では戸惑うこともあるかもしれません。

しかし、これらは韓国のインフラ事情や、防犯・衛生面を考えた上での工夫です。

事前に知っておくことで、現地で焦ったり不安になることなく、スムーズに対応できるので、あまり心配はいりません。

また最近では、トイレの設備もどんどん整備され、清潔で使いやすい公衆トイレも増えています。

旅行中は、少しの心構えと柔軟な気持ちがあれば大丈夫。

韓国の文化や背景を理解しながら、安心して旅を楽しんでくださいね。

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