好印象で挨拶したい!「はじめまして」の言い方と使い方を解説します

言語を学ぶときは、最初は挨拶フレーズから覚える方も多いと思います。
筆者も韓国語を学び始めた頃、テキストの最初の方に載っていた挨拶フレーズから覚えていきました。
外国語を学ぶ上で、第一印象を決める挨拶言葉はとても大事になります。
スピーキングの練習をしたいけど、何から始めていいかわからない…という方もほとんどだと思います。
そこで今日は、基礎中の基礎ともなる挨拶言葉を練習してみましょう!
韓国語で自己紹介をする機会はこれから増えてくると思いますが、今日はなかでも「はじめまして」にフォーカスして、さまざまなシチュエーションでの言い方を一緒に練習していきましょう。
新たな人に会って「はじめまして」と好印象で言えることができれば、これからのお付き合いもいいものになっていくこと間違いなしです。
もちろんまだまだ韓国語勉強中の方に、完璧な韓国語を話さないからといって印象が悪くなることは決してありません!
韓国の方は、韓国語を勉強していると知るととても応援してくれますし、温かく迎えてくれます。
初対面での挨拶は大事

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国にかかわらず、人と人として挨拶をすることはとても大切です。
特に韓国は日本と同じく礼儀がきちんと守られている国で、自分より目上の方に対して敬語なのはもちろん、見知らぬ人でも子供でない限りは敬語を使うのが一般的です。
そして筆者も最初に知った時は驚いたのですが、実の親に対しても敬語を使っている家庭も多く、祖母や祖父に対してはほとんど敬語を使います。
例えば「おじいちゃん、お食事されましたか?」というような言い方をすることも一般的です。
今では親に対して敬語を使うのはごく一部の家庭らしく、筆者の知人を見ていてもあまり使っていません。
このように礼儀を重んじ、上下関係がはっきりしている文化だからこそ、はじめて会った時の礼儀も大切なのです。
クラスで挨拶する時

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まずは韓国語を勉強しているみなさんが1番使いやすいように、シチュエーションを用意してみました。
クラスで挨拶するときとは、日本で韓国語塾に通っていたり、韓国語の授業をとっていたり、また韓国留学に行くと語学堂で韓国語で挨拶する場面があります。
また韓国語学習者同士、そこまで硬くならなくてもフランクで挨拶できるかなと思います。
そんなときのはじめましては안녕하세요【アンニョンハセヨ】から、始めるとOKです。
안녕하세요は「おはようございます」や「こんにちは」などで訳される挨拶言葉ですが初めての人と挨拶を交わす時は「はじめまして」とも訳すことができます。
안녕하세요と挨拶をした後に「わたしの名前は〜」と自己紹介するのが一般的です。
テキストで「はじめまして」の堅苦しい表現を学んでも、実際にはあまり使うことがないこともあります。
テキストでは主に처음 뵙겠습니다【チョウム ブェプケッスムニダ】という表現が紹介されています。
日本では「はじめまして」というフレーズは多くのシーンで気軽に使われますが、韓国語では硬い場面でこの처음 뵙겠습니다が使われます。
実際に語学堂に行ったときも、先生含め自己紹介をするときの「はじめまして」は안녕하세요が多く使われていました。
ビジネスシーンで挨拶する時

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続いてはビジネスシーンにおいて、挨拶をする際の「はじめまして」を紹介します。
韓国で働く場合は必須になりますし、そうではなくても韓国ドラマなどでも出てくるフレーズのため覚えておいても損はないように思います。
テキストにものっている처음 뵙겠습니다【チョウム ブェプケッスムニダ】は、「初めてお目にかかります」という意味です。
筆者も最初にテキストでこの言葉を覚えましたが、いざ韓国に行ったときに日常会話ではあまり使わないなと思いました。
この表現は主にビジネスシーンで使われます。
基本的に습니다や입니다で終わる表現はどれも、一般的な敬語よりもさらに丁寧な表現になるので、日常で使うと丁寧すぎる印象をうけます。
韓国には敬語の種類が多く、中でも最も学習者がこんがらがりやすい、입니다/습니다で終わる文章と요で終わる文章があります。
습니다と입니다の違いは、前にくる品詞によって使い分ける必要があるのですが、この形で終わっている文章は「〜でございます」のようなニュアンスになり、とても丁寧な表現です。
そして、요で終わる文章はやわらかい敬語で「〜です」「〜ですよ」というようなニュアンスになります。
日常的な会話では、見知らぬ人に対しても요で終わる敬語の方をよく使います。
そして単語をさらに丁寧に伝えるときに、形が変わることがあります。
例えば「食事」という単語は식사【シクサ】ですが、目上の方には진지【ジンジ】という単語を使うことがあります。
처음 뵙겠습니다の中に入っている뵙다【ブェプタ】もこのような丁寧な単語の一つで元の単語は보다【ボダ】「見る」で、뵙다にすることで「お目にかかる」という表現になります。
さらに、습니다で終わっているのを見ると、非常に丁寧な言い方であることがわかると思います。
韓国ドラマなどでも、お硬い挨拶で出てくることが多いと思います。
반가워요【パンガウォヨ】の使い方

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はじめましての挨拶とセットでよく使われる表現も合わせて紹介します。
만나서 반가워요【マンナソ パンガウォヨ】、만나서 반갑습니다【マンナソ パンガプスムニダ】という表現です。
主に「お会いできて嬉しいです」と意味で使われます。
この表現を日本語ではあまり使うことがないかなと思いますが、覚えると非常に便利な言葉です。
반가워요とだけ使われることも非常に多く、韓国人はこの반가워요をとてもよく使います。
例えば、自己紹介の後や、友達の友達にあったときや、何か自分と共通点がある人に出会ったときなど…
筆者もつい最近、韓国人の新入社員が職場に入ってきたときに、「この職場に韓国人が入ってきたのは初めてでとても嬉しいです!반가워요!」と挨拶をしました。
このように、自分が待ち侘びてた人に出会ったときなどにも使える言葉です。
そしてはじめましての相手ではなくても、久しぶりに会う相手にも使える表現です。
반가워요!と言われたときには、저도 반가워요!【チョド パンガウォヨ】「わたしも嬉しいです!」と返すといいですね。
友達同士でもう少し気軽にいうときには、반가워【パンガウォ】、반갑네【パンガンネ】という言い方があります。
また過去形も存在し、別れ際などには반가웠어요【パンガウォッソヨ】と使うことができます。
まとめ

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いかかでしたか?
今日は韓国語での「はじめまして」の言い方をまとめてみました。
日本では頻繁に使われても韓国ではあまり使われない表現や、逆に日本ではあまり使わなくても韓国でよく使われる表現があります。
今日紹介した、「お会いできて嬉しいです」や、「はじめまして」も日韓で使われる頻度が違うこともお分かりいただけたかと思います。
このように単語を勉強していても、生活の中であまり使われないのか、よく使うのかがイメージしにくいこともあると思います。
テキストを見ながらの勉強も大切ですが、今ではSNSを通して勉強もできるので、多くのネイティブの韓国人との会話から学べることも多くあると思います。
また韓国ドラマや韓国バラエティを見ていると、よく使う単語などは繰り返し出てくるので覚えやすいかなと思います。
韓国人と会話する時にはぜひ반가워요!から会話を楽しんでみてくださいね!
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