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世界文化遺産「宗廟(チョンミョ)」ってどんなところ?

世界文化遺産にも登録されているこの宗廟(チョンミョ)について紹介していきます

世界文化遺産「宗廟(チョンミョ)」ってどんなところ?

ソウルには様々な世界遺産があり、多くの観光地があります。

その中でもソウルの中心部の近くにあり、とても歴史的に大事な場所でもあった場所が「宗廟(チョンミョ)」です。

今回は世界文化遺産にも登録されているこの宗廟(チョンミョ)について紹介していきます!

宗廟(チョンミョ)とはどんなところ?

引用:https://www.instagram.com/p/BxYuQjlgFRD/

宗廟(チョンミョ)は、1394年に着工され1395年に完成した朝鮮王室の歴代の王・王妃を祭った霊廟です。

1592年に豊臣秀吉軍によって一度破壊されてしまいますが、1608年に再建されました。現在の宗廟(チョンミョ)はその時に作られたものです。

儒教の思想に基づいて建てられおり、霊廟という事で他の観光地とは違い、神聖な雰囲気が流れている場所になっています。

宗廟(チョンミョ)には現在では多くの観光客が訪れる人気観光スポットの1つになっており、日本からのツアー客も多く訪れています。

宗廟(チョンミョ)へはどうやっていく?

引用:https://www.instagram.com/p/BxFRq-EnXHJ/

宗廟(チョンミョ)はソウルの中心部からアクセスしやすい所にあります。

地下鉄で訪れる場合、1号、3号、5号線が乗り入れている、鍾路3街駅で下車して、そこから徒歩約5分で着きます。

少し遠いですが、明洞(ミョンドン)や東大門(トンデムン)からも歩いてアクセスすることができる場所にあります。

また、宗廟(チョンミョ)は景福宮(キョンボックン)や昌徳宮(チャンドックン)にも近い場所に位置しているので、ソウルにある歴史的な観光地を一気に巡ることもできます。

宗廟(チョンミョ)の基本情報

宗廟(チョンミョ)は毎週火曜日が定休日となっています。

その他の日は基本的に営業しています。

営業時間は2~5月、9~10月は9:00~18:00、6~8月は9:00~18:30、11~1月は9:00~17:30までとなっています。

最終受付は営業終了時間の1時間前となっています。

宗廟(チョンミョ)に入場するにはチケットを購入しないといけません。

チケット代は大人が1,000ウォン、小人が500ウォンとなっています。

宗廟(チョンミョ)の見学の仕方は?

宗廟(チョンミョ)は自由に見学することができません。

宗廟(チョンミョ)では自由観覧制ではなく、必ずガイドと共に回る時間制観覧になっています。

ガイドは韓国語の他に日本語もあるため日本人の方でも問題なく、観覧して回ることができます。

ガイドツアーの所要時間は約1時間で、3月~9月は1日9回、それ以外の月は8回となっています。

チケットを持っていると参加できるので、ガイド開始時刻の少し前に現地に行き、待っているようにしましょう。

ただし、毎週土曜日と、毎月最終水曜日はガイド無しで自由に見学することができます。

自由観覧の場合はガイドの時間を気にせずに、いつでも見学することができます。

ツアーは必要ないから自由に見学して回りたいという方は、土曜日もしくは最終水曜日に訪れてみて下さい。

宗廟(チョンミョ)の見どころは?

宗廟(チョンミョ)で、まず見ていただきたいのは三道です。

宗廟(チョンミョ)の正門となる外大門を抜けると前方に広がっている、大きな道の真ん中に3本の薄石が引かれています。この3本の薄石の道を三道と言います。

この三道は全て意味があり、真ん中は神が通るための道(神道)、右側の道は王が通る道(御道)、左側の道は皇太子の通る道(世子道)、になっています。この三道は正殿の神門に通じており、祭祀の際に利用されています。

日本の神社などでも真ん中を歩いてはいけないといわれていますが、宗廟(チョンミョ)では実際に道を作られているのが中々珍しいことだと思われます。

正殿もとても見ごたえがあります。宗廟(チョンミョ)の中心となる建物で、太祖をはじめ、道徳に適った政治を行なったとされる王とその王妃の位牌の49位が安置されている場所です。

単一の木造建築物の中では世界最長の101mを誇っており、端から端まで見て歩くとかなりの見ごたえがあります。実際に訪れてみると、その壮大な大きさと迫力に圧倒されてしまいます。

宗廟大祭(チョンミョデジェ)って何?

引用:https://www.instagram.com/p/BxEVzcSAQBE/

朝鮮王朝時代から続く王室の祭礼儀式「宗廟大祭(チョンミョデジェ)」が毎年5月の第1日曜日に宗廟(チョンミョ)で行われます。

この行事はユネスコの無形文化遺産にも登録されており、韓国内で最大の伝統行事ともいわれています。

主に朝鮮王室の直系子孫によって行われるこの行事ですが、一般の方でも見学はすることができます。

この行事は王室の祭礼儀式を再現しているため、現在でも最初は、景福宮から宗廟(チョンミョ)まで御駕行列で歩いて向かいます。

近代のビルなどの間を御駕行列で歩いていく姿はとても不思議な雰囲気ですが、見ていてとても面白い物です。

そんな宗廟大祭の中でも人気があるのが、宗廟祭礼楽です。この宗廟祭礼楽もユネスコの無形文化遺産に登録されています。

宗廟祭礼楽では、それぞれの順序毎に韓国の伝統的な楽器によって演奏されます。行事中の厳かな雰囲気の中で奏でられる伝統音楽が、宗廟の中を特別な空間へと演出してくれます。

朝鮮時代の雰囲気を味わってみたい方や、韓国の伝統行事・伝統舞踊に興味のある方は絶対に訪れてもらいたい行事です。

韓国ドラマが好きな方にも、当時の王朝の行事を再現しているのでオススメできます。年に1回しかない行事なので、もし旅行に行っている間に行われていたら見に行くべきです!

宗廟(チョンミョ)はソウルの中にある観光地の中でも、他の場所と明らかに違う雰囲気が流れている場所です。

宗廟(チョンミョ)は歴史的に重要となった人物たちが安置されている場所なので、もし韓国を訪れた場合は、歴史を感じるという意味でも一度訪れてみてください!